有機合成化学

スルホニルフルオリド:次世代クリック反応

KitAlysis™ ハイスループット スクリーニング キット

はじめに

Aldrichでは、K.Barry Sharplessらにより開発された一連のスルホニルフルオリド類を新発売しました。スルホニルフルオリドは迅速かつ化学選択的にスルホニル化物のみを生成物として与える次世代クリック反応の試薬です。スルホニルクロリドと比べると、酸化、還元、高温などの条件下での適用性が高く、水中でも反応が進行するという利点があります。極めて安定性が高く、アニリン中で還流することも可能です。

スルホニルフルオリド類の概要

エテンスルホニルフルオリド(ESF)

一連のスルホニルフルオリド類の中でも、エテニルスルホニルフルオリド(ESF、746959)はN, O, S, C 求核剤のMichael アクセプターとなり、特に有用です。安定なスルホニルフルオリド基を容易に導入でき、極性条件下ではこれが求核剤と容易に反応するのでさらなる官能基化が可能です。特に、創薬やバイオロジー研究の対象となる分子の修飾のために利用されることが期待されます。

代表的な例

ESFの反応例

Sharpless研究室で開発され、Aldrichが供給している試薬は、Professor Productページをご覧ください。

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