Attention:

Certain features of Sigma-Aldrich.com will be down for maintenance the evening of Friday August 18th starting at 8:00 pm CDT until Saturday August 19th at 12:01 pm CDT.   Please note that you still have telephone and email access to our local offices. We apologize for any inconvenience.

研究分野別リスト

アポトーシス

 

プログラム細胞死の全体像

 
プログラム細胞死(PCD)やアポトーシスは、Fasや腫瘍壊死因子レセプター1(TNFR1)といった細胞表面レセプターなどによるさまざまな刺激が引き金となって起こります。このような不要な細胞や老化細胞、損傷細胞を除去するシステムはアポトーシス促進性および抗アポトーシス性のBcl-2ファミリータンパク質の相互作用によって調節されています。
アポトーシス促進性タンパク質Bax, Bad, Bid, Bik, BimにはαヘリックスのBH3デスドメインがあり、これが抗アポトーシス性タンパク質Bcl-2, Bcl-xLの疎水性BH3結合ポケットにはまり込んでヘテロダイマーを形成し、Bcl-2やBcl-xLの生存促進活性をブロックします。従って、アポトーシス促進性タンパク質と抗アポトーシス性タンパク質の相対的な存在比が細胞のプログラム細胞死に対する感受性を決定します。
アポトーシス促進性タンパク質はミトコンドリア膜の表面に作用してミトコンドリアの膜電位を低下させ、シトクロムcの放出を促進します。シトクロムcはdATPの存在下でApaf-1と複合体を形成し、これを活性化します。活性化されたApaf-1はプロカスパーゼ-9など下流のカスパーゼと結合し、タンパク質分解性の活性型カスパーゼになります。これによりカスパーゼカスケードが開始し、アポトーシスが起こります。
IAPタンパク質は、通常、カスパーゼ-9との相互作用でアポトーシスを阻害しますが、ミトコンドリアから放出されるSmac/Diabloによりブロックされます。

図はC. elegansのアポトーシス経路を示しています。CED-3は、Apaf-1と類似したCED-4により促進される機能をもつカスパーゼをコードしています。CED-9はCED-4の機能を遮断して細胞をアポトーシスから保護しますが、この作用はヒトの抗アポトーシス性タンパク質Bcl-2と類似しています。EGL-1はプロアポトーシス性のBcl-2ファミリー分子と同様に、CED-9の活性を阻害します。

アポトーシス研究 製品一覧(リンク先で関連製品リストをご覧いただけます)

 
アポトーシス阻害
 アポトーシス阻害因子
 アポトーシス抑制タンパク質と抗体

アポトーシス誘導・促進
 アポトーシス誘導物質

アポトーシス調節因子
 デスレセプター、リガンド、抗体
 アダプタータンパク質と抗体
 Bcl-2ファミリータンパク質と抗体
 ミトコンドリアタンパク質、抗体、輸送阻害剤
 カテプシンとグランザイム
 その他アポトーシス関連タンパク質
 その他アポトーシス関連化合物

カスパーゼ
 カスパーゼ、抗体、検出キット

細胞周期、DNA分解・修復
 細胞周期タンパク質、抗体、化合物
 DNA代謝
 PARP (ポリ(ADPリボース)ポリメラーゼ)

アポトーシス検出
 アポトーシス検出

 

セルバイオロジーを加速する!
Muse セルアナライザー

超小型フローサイトメーターで、アポトーシス、細胞周期、増殖アッセイ等を簡便解析します。

 

『アポトーシス特集』カタログ 無料でお届けします

研究のヒントになる化合物・抗体を多数掲載
再び注目されているアポトーシス研究に重要な阻害剤や誘導剤をはじめとして、関連タンパク質に対する抗体などをまとめた製品ガイドです。

カタログ郵送をご希望の方はこちらからご請求ください。
(※『製品カタログ』の『ライフサイエンス』より『アポトーシス特集』をご選択ください)

右の表紙画像をクリックするとPDFをご覧いただけます。


アポトーシス研究者インタビュー

『ライブイメージングから細胞死の生理学的意義を探る』
東京大学 大学院薬学系研究科 遺伝学教室
山口 良文 助教

詳細はこちら

『アルツハイマー病における神経細胞死のメカニズムを探る』
京都大学大学院医学研究科 生体構造医学講座 形態形成機構学分野 アルツハイマー病創薬基盤プロジェクト
(公益財団法人 先端医療振興財団 客員上席研究員 兼任)
星 美奈子 特定准教授 

詳細はこちら

(5.3MB PDF)