疾患研究

精神神経障害

精神神経障害は全世界で第二の死亡率・若年死の原因となっています。世界保健機構は全疾病の13%を精神神経障害が閉めると予測しています。この精神神経障害には大うつ病、不安障害、双極性障害、アルコール依存・薬物依存、注意欠陥多動性障害が含まれ、その50%は発展途上国に見られます1。毎年アメリカ人のおよそ5人に1人は統合失調症、気分障害(うつおよび双極性障害)や不安障害の症状が出ています2。この障害の有病率・および個人・社会団体により、こういった悲惨な障害の病因や病態生理学的機構の解明を目的とした半世紀にわたる研究が促進されました。その究極のゴールは根本的な神経科学的な欠失を補う薬物療法です。

今日、精神神経障害の治療に用いられる多くの薬物は40年以上前に同定された化合物を精製したものです。これらの薬剤の生化学的な機構が解明されるに伴い、神経化学に基づく障害に関する新たな知見が得られています。1960年代には、統合失調症におけるドーパミン仮説およびうつにおけるモノアミン仮設が提唱されました。これらの説は主な部分を抗統合失調薬のドーパミンレセプターに対するブロック作用、抗うつ薬のモノアミン神経伝達物質のシナプスレベルの増強作用に基づいています。この概念は薬剤開発において今日まで受け継がれています。

近年の研究で、遺伝的多型が多くの生化学的パスウェイに影響することから、この障害の分子的複雑性が明らかになっています。遺伝子的素因の上に環境・経験の影響によりこれらの精神疾患が発症することが次第に明らかになってきました。ここでは、統合失調症、大うつ病、双極性障害、不安障害、注意欠陥多動性障害の5種の精神神経障害における知見および研究用ツールをご紹介いたします。

 

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参考文献

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