カスタムペプチド合成

カスタム糖ペプチド - サービス終了いたしました。
再開の際はお知らせいたします。2011/3/31

シグマアルドリッチはグライコミクスを支援いたします!

近年、タンパク質や脂質に結合した細胞表層の糖鎖が細胞分化や癌化、免疫、接着、シグナル伝達などの様々な生命現象において重要な役割を果たしていることが解明されてきました。
しかし、生体内から単一構造の糖鎖を持つ糖タンパク質を精密に分離・精製することは大変困難な作業です。一方、糖鎖を化学的に合成する試みも世界中でなされていますが、その糖鎖とタンパク質あるいはペプチドを結合させる操作はなかなか容易ではありませんでした。
この度、大阪大学大学院理学研究科 梶原康宏先生と大塚化学株式会社の研究グループは、鶏卵を原料とするヒトの2分岐複合型糖鎖の大量調整法およびその糖鎖を用いた糖ペプチドの簡便な合成法を報告いたしました。弊社ではこの技術をもとに、ヒト2分岐複合型糖鎖を用いた合成ペプチドの修飾技術で、みなさまの糖鎖研究を支援いたします。

特徴

サービス内容

糖鎖ラインナップ

使用例(お客様の声)

ご注文方法

参考文献

関連製品

特徴

細胞表面などに多く存在する糖鎖はインフルエンザや癌転移そしてタンパクのフォールディングに至るまであらゆる生命現象に関与していることが判明しています。ポストプロテオミクスとしてグライコミクスは今後ますます注目される分野です。

糖鎖修飾により期待される効果
鶏卵由来のヒト2分岐複合型N結合糖鎖を弊社カスタムペプチドに導入いただけます。(導入可能な糖鎖ライブラリーは糖鎖ラインナップをご覧ください)
ペプチドに糖鎖を導入することにより様々な効果が期待されます。

期待される効果
・血中寿命の延長 ・溶解性の向上 ・抗原性の被覆 ・etc.

化学合成によりペプチドに単一の糖鎖を結合させます!グライコフォームを作りません。

応用例
・酵素活性のスタンダード ・LC/MSのスタンダード ・etc.

糖鎖修飾により期待される効果

back to top

サービス内容

標準規格
ペプチド中のアスパラギン(Asn、N)の側鎖またはシステイン(Cys、C)の側鎖に、2分岐複合型糖鎖を導入いたします。糖鎖は「糖鎖ラインナップ」よりお選びください。一覧表に記載のない糖鎖を導入することはできません。ペプチドの蛍光修飾やD体アミノ酸の導入など、様々なご要望にお応えします。

糖ペプチド標準規格
アミノ酸残基数 5AA~20AA
糖鎖
(糖鎖の種類はこちら
N結合型(天然型) Asnの側鎖に結合します。
C結合型(非天然型) Cysの側鎖に結合します。
純度 >90%
収量 1mg、2mg、5mg
納期 3週間~12週間
  • ※ 上記規格以外も条件によっては対応可能です。お問い合わせください。
  • ※ 1つのペプチドに糖鎖を複数個付けることも可能です。
  • ※ 納期はご注文内容により大きく異なります。
  • ※ N結合型の場合はペプチドC末端に糖鎖を導入することができません。
  • ※ C結合型で、配列内に複数個のCysがある場合はすべてのCys側鎖に糖鎖が付加されます。

価格
糖ペプチドは受注前に製造計画をお客様とご相談させていただき、それを踏まえて価格が決定されます。よって通常カスタムペプチド合成のような価格表はございません。まずはお気軽にご相談下さい。

下記は過去実際に作製した糖ペプチドの価格例です

価格例
90%, 1mg, 5残基, 糖鎖1GN2GN-7NC 価格¥320,000 (製造期間10週間)
90%, 2mg, 9残基, 糖鎖1S2S11NC 価格¥400,000 (製造期間5週間)

※ 上記と同条件であっても配列や糖鎖導入位置などにより価格が変わることがあります。

back to top

糖鎖ラインナップ

現在35種類の2分岐複合糖鎖をペプチドへ修飾することが可能です。

糖鎖の構造一覧

糖鎖の構造一覧

糖鎖の構造一覧

技術協力
大塚化学株式会社 探索研究所

back to top

使用例(お客様の声)

実際にシグマアルドリッチのカスタム糖ペプチドをご利用いただいたユーザー様の使用例を掲載します。

MALDI-TOF MSを使用した糖転移酵素の新規アッセイ法の構築
北海道大学大学院先端生命科学研究院
前田 哲宏 様
本研究のターゲットである糖転移酵素は、核酸・蛋白質に次ぐ第三の情報伝達分子である糖鎖の合成において中心的役割を果たす酵素です。現在、基質や阻害剤の研究が進められており、今回、そのスループット向上を目指し、新たにMALDI-TOF MSを使用した手法を構築しました。具体的には、以前、我々の研究室において開発されたTrp-Argジペプチドタグ(MALDI-TOF MSの感度を向上させるタグ)を有する化合物をアクセプターとして酵素反応を行い、MSのピーク強度を基に定量分析を行う手法です。この手法の鍵となるのは、内部標準化合物として安定同位体ラベル化した濃度既知の転移反応生成物を添加する点であり、内部標準のピーク強度と実際の反応系におけるプロダクトのピーク強度を比較することでより詳細に分析が行えます(下図)。

MALDI-TOF MSアッセイ法の概略
MALDI-TOF MSアッセイ法の概略

ターゲットとした糖転移酵素は糖ペプチドがアクセプターなので、その作成にSigmaAldrichの「カスタム糖ペプチドサービス」を利用しました。さらに、本研究のキーポイントとなる安定同位体ラベルについても対応していただけました。結果、それらを用いることにより従来法と比べて非常にハイスループットで酵素反応の速度論解析を行うことができ、新規阻害剤のスクリーニングにも役立たせることが出来ました。

製品は、HPLCチャートと質量分析データにより品質が証明されているので、不純物等の心配もなく、よって再精製をせずに使用することができました。このサービスは糖ペプチドをツールとして使用する研究者にとって大変有用なものであると思います。

back to top

ご注文方法

糖ペプチド合成サービスはShop@SIGMA には対応しておりません。E-mailまたはお電話にてお問い合わせのうえ、ご注文ください。

お問い合わせ先
E-mail  : genosysjp@sial.com
FAX      : 0120-730-850 または 0133-75-7322
電話     : 0120-730-860 または 0133-71-2471

back to top

参考文献

Y. Kajihara, Y. Suzuki, N. Yamamoto, K. Sasaki,T. Sakakibar, R. R. Juneja; Prompt Chemoenzymatic Synthesis of Diverse Complex Type Oligosaccharides and its Application to the Solid Phase Synthesis of a Glycopeptide Having Asn-linked Sialyl-undeca and Asialo-nonasaccharides. Chem. Eur. J. (2004), 10, 971-985.

N. Yamamoto, Y. Ohmori, T. Sakakibara, K. Sasaki, L. R. Juneja, Y. Kajihara; Solid-phase synthesis of sialylglycopeptides through selective esterification of the sialic acid residues of an asn-linked complex-type sialyloligosaccharide. Angew. Chem. Int. Ed. (2003), 42, 2537-2540.

back to top

関連製品

糖鎖研究関連試薬

カスタムペプチド合成サービス

AQUAペプチド

カスタム抗体作製サービス

カスタムsiRNA/一本鎖RNA/プレデザインsiRNA(MISSION siRNA)

SIGMA Antibodies

back to top

DNA Calculatorが新機能を追加してリニューアル!

【主な機能】

  • Analysis:分子量、Tm値、ダイマー、ヘアピン予測等。DNA/RNA/特殊塩基にも対応します。
  • Resuspension:核酸の溶解液量の計算をサポートします。
  • Dilution:核酸溶液の希釈計算をサポートします。

※オリゴ購入の会員登録とは別にユーザー登録が必要となります。
大変お手数ですが上記リンク先からご登録の上、ご利用ください。

 

 Antibody Search Tool
Help Perform full text search of antibodies and related products using keywords. "Refine Your Search" and search Within Results options are available from the search results page.

For Primary Antibodies
Enter specificity, gene symbol, gene ID, or gene family name (use "*") and other relevant keywords: "actin", "mouse monoclonal actin", "actin Cy3", "rabbit actin", "XRCC1", "22594", "XRCC*". Click the "GO" button.

For Secondary Antibodies
Enter IgG target, label, and host species: "rabbit IgG FITC mouse", "mouse IgG TRITC", "goat IgG peroxidase". Click the "GO" button.
Refine search if necessary using "Secondary Antibodies" option from "Refine Your Search" under "Product Category".

For a Clone Search
Enter Clone name or number:"1A4", "V9". Click the "GO" button.