ラインナップ

心血管疾患パネル

心血管疾患(CVD)、特にアテローム硬化性血管疾患は全世界の主要な死亡原因で、年間の全死亡の30%を占めています(WHO)。血管疾患の発症、継続及び進行には炎症経路が重要な役割を果たしており、冠動脈疾患では、炎症バイオマーカー(急性期タンパク質など)と予後の間に高い相関が認められています。CVDの全体像を得るためには、複数の系からの複数のタンパク質のデータを解析する必要があります。ロット間のばらつきが少ない、マルチプレックスCVDバイオマーカーアッセイのメルクの拡充するMILLIPLEX MAPポートフォリオをご活用ください。

弊社が分析し検証したアッセイキットでは、Luminex xMAPテクノロジーに基づいて、以下のものを提供します。

  • リファレンスロットと一致することが検証された標準タンパク質
  • 血清又は血漿中の本来のアナライトの状況を正確にシミュレートできる検量線を作成するための血清マトリックス
  • クォリティーコントロールタンパク質
  • プレックスサイズにかかわらず、一貫したパフォーマンスを確保できる検出抗体カクテル

MILLIPLEX MAPのアナライト ラインナップ例
(その他のアナライトは下段のアナライトファインダーにて検索いただけます。)

心血管疾患バイオマーカー*:

高い心疾患リスクを示唆するヒトバイオマーカーには、以下のものがあります。

トロポニン I トロポニン T BNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)
NT-proBNP sICAM-1 ミエロペルオキシダーゼ

*掲載されている以外のアナライトもございます。

急性期タンパク質*:

急性期タンパク質は、肝臓中で炎症性サイトカインに反応して産生されます。
これらのタンパク質の血清中濃度は炎症に反応して大きく変化し、低度の炎症と心血管疾患との相関が認められています。

CRP フィブリノゲン 血清アミロイド P
フォン・ヴィレブランド因子(vWF) α-2-マクログロブリン L-セレクチン

*掲載されている以外のアナライトもございます。

アポリポタンパク質:

これらのタンパク質は脂質と結合して血流を介して輸送します。アポリポタンパク質のレベルは、冠動脈性心疾患のリスクと相関する可能性があります。

Apo AI Apo AII Apo B
Apo CII Apo CIII Apo E

心血管心疾患は、メタボリックシンドロームと同時に発症することがあります。MILLIPLEX MAP代謝バイオマーカーアッセイキットの中から、両方の疾患状態のバイオマーカーを同時に測定できるキットをお選びください。多数の研究から、炎症経路と心血管リスクファクターの間には関連があることが示されています。MILLIPLEX MAP炎症アッセイパネルをお客様の実験に追加することで、お客様のCVD研究をさらに強化してください。

MILLIPLEX MAPのパネル例

Human Circulating Cancer Biomarker Panel 1 (カタログ番号HCVD1MAG-67K
心筋梗塞マーカーのCK-MBや、心不全マーカーNTproBNPを含むパネルです。

敗血症ヒトバイオマーカーのためのMILLIPLEX MAPキット

免疫反応は恒常性を維持するために重要ですが、細菌性、ウイルス性、真菌性、寄生性にかかわらず、感染に対する過剰な反応が、敗血症と呼ばれる制御できない炎症反応をもたらすことがあります。
この感染に対する過剰反応は、敗血症バイオマーカー(グルココルチコイドやカテコールアミン、液性免疫反応のメディエーター、IL-1α、IL-6、TNFαなどの炎症性サイトカイン)の産生増強、リンパ器官のアポトーシス増加などの抑制されない炎症反応を介して恒常性を妨げ、免疫抑制をもたらします。重度の敗血症やSIRS(全身性炎症反応症候群)は敗血症ショック、多臓器不全症候群(MODS)、死亡をもたらす場合もあります。
Luminex xMAPプラットフォームに基づくMILLIPLEX MAPヒト敗血症パネルは、敗血症に関与するサイトカインやその他の炎症性バイオマーカーの役割の理解に役立ちます。

皮膚ヒトバイオマーカーのためのMILLIPLEX MAPキット

皮膚は体の最大の器官であり、機械的なバリア、体温調節、ビタミンD合成、ビタミンBの葉酸の保護、体液恒常性、感覚、自然免疫などのさまざまな機能があります。皮膚は、修復メカニズムを増強し、皮膚細胞の過剰増殖を誘導することで、損傷に対して反応します。そのため、皮膚刺激、角質層(SC)の完全性や構造、ヒト皮膚の炎症性変化を評価するために、SCの生化学成分の解析を利用することができます。
Luminex xMAPプラットフォームに基づくMILLIPLEX MAPヒト皮膚パネルは、真皮とその下層の機能研究のためのバイオマーカーの同時定量をサポートします。

ヒト、マウス、ラット免疫グロブリンをアイソタイピングするためのMILLIPLEX MAPキット

形質細胞やリンパ球によって産生される免疫グロブリン(Ig)は免疫反応で重要な役割を担っており、抗原に付着してその排除に関与します。免疫グロブリンは、構造の多様性によって機能や抗原反応が異なる種類のアイソタイプに分類することができます。主な5つのアイソタイプはIgM、IgG、IgA、IgE、IgDであり、これらはすべて正常なヒトに認められています。一部の自己免疫疾患やGI障害、悪性腫瘍は、特定のアイソタイプの欠損や1つ又は複数のアイソタイプの濃度の変化を特徴とします。疾患の状態は、1つのアイソタイプクラス又はサブクラスの欠如から、Igクラスの完全な欠乏に至るまでさまざまです。xMAPマルチプレックステクノロジーは、アッセイ回数や必要なサンプル量を減らすだけでなく、アッセイを複数回行うことで生じるばらつきを大幅に減少できますので、これらのアイソタイプのレベルの測定に理想的です。

MILLIPLEX MAPのパネル例

Human Isotyping Panel (カタログ番号HGAMMAG-301K
ヒトIgA、IgM、IgG1、IgG2、IgG3、IgG4のアイソタイピングが可能です。

 

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