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磁気冷凍は磁気熱量効果1に基づく冷却技術です、すなわち、変動磁場における磁気-熱力学的現象によって、可逆性の温度変化が磁性材料中で起こります。磁性体を周期的に変動する磁場の中に置いた場合、その磁気モーメントは整列した状態とランダムな状態を繰り返し、エネルギーを放出したり吸収したりします。通常、磁気モーメントが磁場の方向に沿った時(エントロピーが減少)エネルギーを放出(発熱)し、磁場がなくなり磁気モーメントがランダムになる(エントロピーが増大)とエネルギーを吸収(吸熱)します。 構造変化を伴った磁気転移が起こると、磁気熱量効果がより顕著になります。この現象はGd5(SixGex-4)型の合金2-4(図1)で起こり、非常に強い(巨大)磁気熱量効果を示します。5テスラの磁場の変動で、Gd5Si2Ge2化合物の磁気熱量効果は室温に近い領域で15Kに達し、これは、金属性Gdなどの最も効果の高い従来の材料を25%~30%上回る効果を示します。
よって、既存のCFC、HFC、COやアンモニアベースの冷凍機に似た、磁気熱量効果を利用した冷却装置の開発が可能です。その違いは古典的な冷媒気体の圧縮-膨張のサイクルを、固体磁性金属や合金の磁化-消磁に置き換えた点だけです。 アルドリッチでは磁気冷凍用途に適した、磁気熱量効果を示す典型的な材料を取り扱っております(表1)。この材料は米国エネルギー省科学局5の基礎エネルギー科学プログラム6の研究支援を受けた、同省の「the Ames Laboratory7」にて開発されたものです。さらに、弊社機関誌「Material Matters 2-4」の4ページに、Pecharsky教授とGschneidner教授による記事が記載されています。
REM:Purity based on Rare Earth Impurities. アルドリッチの純金属や金属酸化物などの無機化合物製品を「周期表」を用いて検索することができます。周期表の元素をクリックするとその元素を含む製品を一覧で見ることが可能です。 References
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