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表面修飾した電極の電気化学的挙動は、材料科学の基礎・応用のいずれの観点からも興味深いものです。この修飾電極を作るさまざまな方法の中で、金-アルカンチオールの自己組織化による方法が特に注目されており、金電極上に高度に組織化された分子薄膜が作られます1,2。ここでご紹介する「6-(Ferrocenyl)hexanethiol」のAl/AgCl/KCl電極での酸化還元電位は、+0.16V (solution)、+0.41V (gold surface)です2。 分子スケールでの認識プロセスと表面での自己組織化現象の組み合わせは、ナノスケールでの相互作用を利用した新規検出システムの開発に用いられています。選択的な電気化学的検出における、酸化還元作用を持つフェロセンの挙動は特に興味深いことが知られており、検出素子の実現に向けた表面自己組織化方法が研究されています3,6,7。近年ではこの「Ferrocene hexanethiolate」の単分子層で安定化された金ナノ粒子が作製され4、白金電極上で強固に吸着し、安定に存在することが確認されています5。さらに、銀基板上の自己組織化フェロセニルアルキルチオールを用いた分子整流器も報告されています8,9
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