「研究者を助けるのは、研究者である」

~シグマ アルドリッチは、おかげさまで80周年を迎えました~
現在のSigma-Aldrichは、SigmaとAldrichが1975年に合併したことにより誕生しました。

<Sigma 社の生い立ち>
Sigma は1935 年にはじまり、アデノシン三リン酸(ATP) をきっかけに生化学企業として発展を遂げました。Sigma は、コリ回路でノーベル賞を受賞したCarlCori とGerty Cori 夫妻の研究室からLou Berger という研究者を招き、高純度ATP の大量製造を可能にしました。Sigma からATP が入手できることにより生化学研究者達は自身でATP を合成する手間から解放され、研究に注力することができました。
のちにSigma-Aldrich のCEO となるTom Cori は、 Cori 夫妻の息子であり、シグマ アルドリッチ ジャパンのオリジナルキャラクター『博士』のモデルとなった人物です。

<Aldrich 社の生い立ち>
一方のAldrich は1951 年に、広範囲な研究用の化学製品を扱う会社として、2名の化学研究者によって設立されました。貴重な化合物サンプルの収集(レアケミカル ライブラリー)や、参考図書としても活用されるAldrich カタログ、のちに有機化学の主要なジャーナルとなるAldrichimica Acta など、現在も重宝とされる製品や刊行物の提供は創立者の時代から続いています。Aldrich という会社名はコイントスによって、創立者のうち一方のフィアンセの名前から名づけられました。


Sigma 社とAldrich 社はもともと別会社ではありましたが、いずれも初期のカタログにはCEO の自宅の電話番号が記載され、いつでも研究に関する議論を歓迎しました。こうした熱心なサポートが多くの研究者から愛される基盤となりました。

<合併によりSigma-Aldrich 誕生へ>
研究者に対する共通の信念を持っていた2 社は1975 年に合併し、Sigma-Aldrich が誕生しました。合併前の社名は、各製品分野のブランド名として残されました。こうしてライフサイエンス系と化学系の試薬を併せ持つ企業となったSigma-Aldrich は、その後も積極的に製品数を拡大し続け、今日の取扱い品目数は約30 万種におよびます。『シグマアルドリッチにない試薬はない、研究者の最後の砦』と言われるほど幅広い製品ラインナップは、世界中のあらゆる研究者を支え、科学研究に革新をもたらし続けています。