コンテンツへスキップ
Merck
ホームanalytical-chemistryF5 (PFP) HPLC/ UHPLC カラム

F5 (PFP) HPLC/ UHPLC カラム

C18、HILICカラムに加えるもう一手に!

F5 (PFP) HPLC/ UHPLC カラム

【固定相&保持メカニズム】

  • C18とは異なる選択性の逆相系カラム
    (水素結合・双極子・Π-Π、疎水性)にて保持
  • 高有機溶媒での保持がLC/MSに最適
  • 高極性塩基性化合物をイオンペア試薬無しで保持
  • 水系100%移動相が使用可能
  • 分析から分取まで対応
F5 HPLC/ UHPLC カラム カタログPDF

[カラム特徴]

フッ素化シリカカラムで最も多くの使用例が報告されている固定相はF5(ペンタフルオロフェニルプロピル)タイプで、汎用カラムであるC18などのアルキル系固定相とは全く選択性が異なります
従って、逆相系カラムのセカンドチョイス、サードチョイスカラムとしてF5カラムを取り入れる事によってLC分析対象物質の幅が広くなります。

SupelcoのDiscovery、Ascentis ExpressのF5カラムは高極性芳香族化合物、不飽和化合物、フェノール類、ハロゲン化芳香族炭化水素などの分離に優れた分離選択性を有しています。
例えば有機塩素系汚染物質のPCBs(ポリ塩化ビフェニル)における環境中代謝物である水酸化PCBsにおいては、水酸基や塩素置換基のオルト・メタ・パラ位を認識する事で、汎用カラムであるC18やビフェニルカラムでは分離が困難であった位置異性体の分離を可能にしました。
これら以外の分析例においても、天然物探索、環境分野、医薬品開発、病気診断、メタボロミクス研究関連の発表が多数報告されています(参考文献)。

一般的なC18カラムにおける測定物質とカラム固定相の相互作用は疎水性相互作用が主な保持要因ですが、SupelcoのF5カラムは水素結合、双極子-双極子、Π-Π、疎水性相互作用の4つの保持メカニズムが複雑に影響し合ってユニークな保持特性、立体選択性を示します。

カラム特徴

このような充填剤の特徴から、分離挙動の予測をする事はF5以外の逆相系固定相と比較して非常に困難です。SupelcoはF5カラムにおける固定相開発時代初期からの経験を活かし、F5カラムを用いた多くの分析アプリケーション例を保有しております(分析アプリケーションはこちら)。

F5カラムの保持挙動とLC/MS感度

F5カラムの保持挙動とLC/MS感度
F5カラムの保持挙動とLC/MS感度

高い有機溶媒濃度においても保持が増大→LC/MS感度上昇

F5カラム特有の保持挙動(U字カーブ)によって今までにない分離パターンを実現

価格表&カラムサイズ

内径
(mm)
粒子径長さ
(cm)
2.0µm(コアシェル)
CAT.NO.
2.7µm(コアシェル)
CAT.NO.
3.0µm(全多孔性)
CAT.NO.
5.0µm(コアシェル)
CAT.NO.
5.0µm(全多孔性)
CAT.NO.
10.0µm(全多孔性)
CAT.NO.
2.1250857-U53592-U50603-U
2.1350858-U53566-U50604-U
2.13.3567501-U
2.1550859-U53567-U567500-U50605-U567508-U
2.17.550861-U53568-U50607-U
2.11050863-U53569-U567502-U50612-U567510-U
2.11550867-U53571-U567503-U50613-U567511-U
2.12550614-U567512-U
3.0350869-U53574-U50615-U
3.03.3567505-U
3.0550871-U53576-U50616-U
3.07.550876-U53577-U50619-U
3.01050879-U53578-U567581-U50622-U
3.01550881-U53579-U567542-U50623-U567541-U
3.02550624-U
4.05567530-U567533-U
4.010567531-U567534-U
4.015567532-U567535-U
4.025 567536-U
4.6353581-U50625-U
4.63.3567509-U
4.6553583-U567504-U50626-U567513-U
4.67.553584-U50627-U
4.61053590-U567506-U50628-U567515-U
4.61553591-U567507-U50631-U567516-U
4.62550632-U567517-U
10.05567518-U567524-U
10.010567537-U567538-U
10.015567519-U567525-U
10.025567520-U567526-U
21.25567521-U567527-U
21.210567539-U567540-U
21.215567522-U567528-U
21.225567523-U567529-U
ガードカートリッジ
2.10.5(3個)50884-U53594-U50633-U
2.12.0(2個)567570-U567574-U
2.12.0(キット)567571-U567575-U
3.00.5(3個)50886-U53597-U50634-U
4.02.0(2個)567572-U567576-U
4.02.0(キット)567573-U567577-U
4.60.5(3個)53599-U50635-U
10.01(1個)567578-U567580-U
10.01(ホルダー)567499-U567499-U

[製品特徴]

  • 米国薬局方手法(USP Code)→L43
  • “Pentafluorophenyl groups chemically bonded to silica particles by a propyl spacer”
  • エンドキャップ:有
  • pH安定性: 2-9
  • 細孔径:90Å、120Å

F5カラム参考文献

メタボロミクス関連

F5アプリケーション

経験豊富なスペルコの研究・開発者とともに、F5カラムの分離成功例を一緒に増やしませんか?
分析条件検討の相談は随時受け付けております。
お気軽にご相談下さい。(テクニカルサービス:[email protected]

ログインして続行

続きを確認するには、ログインするか、新規登録が必要です。

アカウントをお持ちではありませんか?