A5268

アルシアンブルー 8GX

powder

• 別名: アルシアンブルー, イングレインブル-1
• 実験式（ヒル表記法）: C₅₆H₆₈Cl₄CuN₁₆S₄
• CAS Number: 33864-99-2
• 分子量: 1298.86
• カラーインデックス番号: 74240
• EC Number: 251-705-7
• MDL番号: MFCD00010720
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24890962
• NACRES: NA.47

特性

• フォーム: powder
• 組成: Dye content, 45-65%
• テクニック: microbe id | staining: suitable
• 色: blue
• 溶解性: H₂O: 1 mg/mL
• εmax: 425 at 615-630 nm in water
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].[Cl-].[Cl-].[Cl-].CN(C)C(\SCc1ccc2c3nc(nc4n5[Cu]n6c(nc7nc(nc5c8cc(CS\C(N(C)C)=[N+](\C)C)ccc48)c9ccc(CS\C(N(C)C)=[N+](\C)C)cc79)c%10ccc(CS\C(N(C)C)=[N+](\C)C)cc%10c6n3)c2c1)=[N+](/C)C
• InChI: 1S/C56H68N16S4.4ClH.Cu/c1-65(2)53(66(3)4)73-29-33-17-21-37-41(25-33)49-57-45(37)62-50-43-27-35(31-75-55(69(9)10)70(11)12)19-23-39(43)47(59-50)64-52-44-28-36(32-76-56(71(13)14)72(15)16)20-24-40(44)48(60-52)63-51-42-26-34(18-22-38(42)46(58-51)61-49)30-74-54(67(5)6)68(7)8;;;;;/h17-28H,29-32H2,1-16H3;4*1H;/q+2;;;;;+2/p-4
• InChI Key: CKLBXIYTBHXJEH-UHFFFAOYSA-J

詳細

詳細

アルシアンブルー8GX（別名イングレインブルー1）は、銅の含有によって青色を呈する塩基性フタロシアニン銅染料です。4価であり、カチオン性であり、本質的に水溶性です。また、酸性ムコ多糖類の酸性基と塩結合を形成します。[1]

アプリケーション

• アルシアンブルー8GXは、グリコサミノグリカンの染色および沈殿に、また軟骨や細胞外マトリックスなどの組織中の中性、硫酸化およびリン酸化ムコ多糖およびグリコサミノグリカンのヘテログリカン染色に使用されています。[2][3]
• マウスモデルの血管内ボンハン管および遊離細胞のin vivo可視化に使用されています。[4]
• さまざまな種において複数の呼吸パラメータを評価するための新しい組織染色法を開発するために使用されています。[5]

特徴および利点

望ましい染色パターンは、pHと塩濃度の調節によって得られます。[1]

原理

アルシアンブルー染色は、過ヨウ素酸シッフ（PAS）反応によって容易に化合します。組織においては、酸性粘液物質が選択的に染色され、対比染色にはヌクレアーファストレッドが一般的に使用されます。PAS反応と組み合わせれば、非置換多糖類、中性ムコ多糖類、ムコタンパク質と糖タンパク質、および糖脂質とリン脂質をさらに可視化できます。酢酸-アルシアンブルー溶液を染色に使用し、2.5のpHを適用すると、カルボキシル化および硫酸化したプロテオグリカンが選択的に染色されます。カルボキシル基と硫酸基の区別は、pH 1でのみ可能です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)