ろ過滅菌デバイスは、細胞培養培地、細胞培養試薬、緩衝液、生物学的サンプル、タンパク質サンプルなどの微生物汚染を清浄化および防止するために使用されます。これらのデバイスは、感受性が高く熱に不安定な生化学的成分を分解する可能性のあるオートクレーブに代わるものです。私たちは、細胞培養、長期保存用試薬の調製、その他の用途に使用する小容量から大容量のMillipore®滅菌フィルターを提供しています。
以下のような製品を提供しています。クリックしてサンプル量に最適なフィルターの詳細をご確認ください。
50 mL遠心チューブに適合するSteriflip®フィルターは、サンプルチューブに直接繋げて使用するため、液体を移し替える必要がありません。サンプルの入った50 mLの遠心チューブを、デバイスに取り付けひっくり返して吸引することでフィルターろ過することができます。ろ液は接続している50 mLチューブに直接回収されます。3種類のメンブレンを取り揃えています。
高い信頼性が求められる培地およびバッファーのろ過滅菌において、Stericup®フィルターデバイスは世界中のラボの頼もしい味方です。Stericup®フィルターデバイスは、フィルター材質、孔径、ろ過容量の多彩なバリエーションにより、無菌性が重要な細胞培養やその他のアプリケーションのろ過滅菌におけるリーダーとなっています。次世代のStericup®クイックリリース吸引式ろ過デバイスは、革新的な人間工学に基づいたデザインを特徴とし、Millipore®メンブレンの信頼できる性能により重要な細胞培養を保護します。
私たちのサステナビリティへの取り組みによって、無菌性を損なうことなく、環境に優しいラボワークを手助けするフィルターデバイスのデザインが生まれました。Stericup® EおよびSteritop® Eフィルターは、市販の培地用ボトルに直接取り付けることが可能です。プラスチック製のフィルターファネルを必要としないことにより、プラスチック廃棄物を最大48%削減しました。それに伴い、包装、輸送、貯蔵による影響も大幅に低減させることができました。
Sterivex®加圧ろ過ユニットを使用して、最大2,000 mLまでのろ過滅菌が可能です。3種類のメンブレンとさまざまな出口側の接続タイプを選べるSterivex®フィルターは、ほぼすべての作業に適合し、実質的にどのような保存容器にもろ液を集めることができます。また、チューブポンプ、シリンジまたは加圧容器に接続して使用するため、移し替えやピペット操作によるサンプル汚染のリスクを排除できます。
Stericap™ ユニバーサルボトルトップフィルターデバイスは、適合するボトル内へ迅速に吸引ろ過することができます。粘度の高い溶液でも目詰まりせずに効率よくろ過できるため、これらのフィルターは血清含有培地などに適しています。 Stericap™フィルターデバイスは、接続口内径が20~67 mmの吸引ろ過用ボトルまたはその他容器に適合し、汎用性に優れ、容量およびろ過流量が最大級のデバイスです。
Steripak™フィルターユニットは、血清添加の有無を問わず、大容量の組織培養培地を加圧ろ過するよう設計されています。これらのフィルターは、シングルユースでオートクレーブはできません。 Steripak™ユニットは、最大10 Lまたは20 Lまでろ過が可能な2種類のサイズを取り揃えています。両サイズとも、タンパク質吸着性が低く、高流束の0.22 µm Millipore Express™メンブレンが使用されています。ユニットは滅菌済みのため、ポンプや加圧容器へそのまま接続することができます。
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