プロテインマーカー

タンパク質分子量マーカーは、プロテインスタンダードまたはプロテインラダーと呼ばれることもあり、ターゲットとするタンパク質の分子量の推定およびウェスタンブロッティングにおける電気泳動分離または転写の進行のモニタリングに使用されます。未着色分子量マーカーは、通常、精製された規定の分子量の天然または遺伝子組換えタンパク質の混合物から成っています。ゲルまたはメンブレン上でマーカーの位置を視覚化するには、染色が必要になります。着色済みのプロテインマーカーでは、電気泳動分離・転写の効率を容易に追跡することができます。タンパク質電気泳動、等電点電気泳動、2D-PAGEアプリケーション用それぞれのプロテインスタンダードも用意しています。




ゲル電気泳動用mPAGE<sup>®</sup>プロテインマーカー

mPAGE®プロテインスタンダード

  • mPAGE®ウェスタンプロテインスタンダードは、大半の抗体と結合するIgG結合部位を有する、20 kDa、30 kDa、40 kDa、50 kDa、60 kDa、80 kDa、120 kDaの7つの遺伝子組換えタンパク質で構成されます。これによって、試薬を追加することなく、プロテインマーカーとサンプルタンパク質の両方が同一のウェスタンブロット上で可視化されます。
  • mPAGE®カラープロテインスタンダードには、さまざまな発色団に共有結合した、高度に精製された着色済みタンパク質10個(10 kDa~203 kDa)の混合物が含まれます。mPAGE® カラープロテインスタンダードは、SDS-PAGE中のタンパク質分離の観察やウェスタンブロッティングのメンブレン転写効率の確認およびタンパク質サイズの概算を行えるように設計されています。
  • mPAGE®未着色プロテインスタンダードには、遺伝子組換え未着色タンパク質12個(10 kDa~200 kDa)の混合物が含まれます。85 kDa、25 kDa、10 kDaのバンドは強度がより高く、基準点となります。mPAGE®未着色プロテインスタンダードは、SDS-PAGE後またはウェスタンブロッティング後の分子量測定に適しており、着色済みマーカーの移動度を較正するための基準になります。
ゲル電気泳動用ColorBurstプロテインマーカー

ColorBurstプロテインマーカー

ColorBurstマーカーは、化学的に還元され、鮮やかな色の色素に結合された8つのポリペプチドで構成されています。Colorburstマーカーは、サンプルの分子量の推定、電気泳動進行のモニタリング、エレクトロブロッティング終了の確認に使用されます。

SigmaMarker™プロテインマーカー

SigmaMarker™プロテインマーカーは、SDS-PAGEと使用するように設計されており、大半のタンパク質またはそれらのサブユニットに共通する分子量の範囲に対応しています。これらの高および低広域分子量マーカーは、脱イオン水に溶解後すぐに使えるように、サンプルバッファーと凍結乾燥されています。マーカーは、電気泳動およびクマシーブルー染色の後に、ほぼ同じ強度の明確なバンドの分布を生成するように作られています。

タンパク質ゲル電気泳動用超低分子量マーカー

パーフェクトプロテインマーカー

パーフェクトプロテインマーカーは、SDS-PAGEでの日常的な使用により、未知サンプルのサイズ測定が高い精度で行われるように設計されています。多くの従来型マーカー(オボアルブミン、血清アルブミンなど)と異なり、パーフェクトプロテインマーカーは、異常な移動や不均一な「ぼやけた」バンド、あるいは不正確なサイズ推定の原因となるオリゴ糖を含有しません。これらのマーカーはクマシーブルー染色での使用に最適化されていますが、量を調整することで、銀染色や蛍光色素による染色などその他のゲル染色法でも使用できます。

超低領域プロテインマーカー

超低領域分子量マーカー(MW1,060~26,600)は、SDS-PAGEおよびウェスタンブロッティングにおけるプロテインマーカーとして使用されています。固定が推奨されます。

非変性プロテインマーカー

非変性マーカーは、ネイティブPAGEにおけるスタンダードとして、また、ゲル排除クロマトグラフィーにおけるカラムの較正に使用されています。

ウェスタンブロッティング用ビオチン化プロテインマーカー

ビオチン化プロテインマーカー

ビオチン化マーカー

ビオチン化分子量スタンダード混合物には、SDS-PAGEスタンダード、ウェスタンブロッティング用スタンダードの両方として使用される、ビオチン標識されたタンパク質が含まれています。ストレプトアビジン-ペルオキシダーゼと適切な比色または発色基質を用いて可視化を行います。これらのマーカーは、免疫染色法によって同時に検出することができます。