FLAG®精製

FLAG®タグは、遺伝子組換え融合タンパク質の優れた検出や安定した精製を可能にし、結合や活性の測定から構造解析に至るまで多くの下流アプリケーションでの利用が実証されています。FLAG®エピトープタグは、短い親水性の8アミノ酸ペプチド(DYKDDDDKタグ)で、エンテロキナーゼ(EK)によってすぐに切断できます。親水性でサイズが小さい性質から、FLAG®タグは一般に融合タンパク質の表面上に存在し、融合タンパク質の機能、分泌、輸送への影響を最小限に抑えます。私たちは、ご使用の最終アプリケーションを問わず、FLAG®融合タンパク質の発現、精製および検出に必要なツールを取り揃えています。

FLAG®タグタンパク質発現

FLAG®タグタンパク質精製

FLAG®タグ検出

FLAG®タグタンパク質発現ポートフォリオには、細菌系および哺乳類系で遺伝子組換え融合タンパク質の優れた発現をもたらすベクターが含まれています。SnapFast™ベクター技術を用いると、ターゲットの遺伝子をあるベクターから別のベクターへ簡単に移動でき、より有効で費用効率の高いクローニングが得られます。

  • 標準のFLAG®ペプチド(配列:DYKDDDDK)は、立体障害のおそれや、タンパク質溶解性への悪影響のリスクを最小限に抑えて導入できる小型のタグです。
  • 3xFLAG®のタグ配列は、3つのタンデムFLAG®エピトープを融合して融合タンパク質の検出を強化します(最大で200倍)。

私たちは、FLAG®タグ付タンパク質の単離・精製のための、さまざまなアガロースアフィニティー精製ゲル、磁気ビーズ、精製キットおよびコーティングプレートを取り揃えています。

  • アガロースアフィニティーゲルは、アガロースビーズに架橋した抗FLAG®抗体による融合タグ付タンパク質精製を可能にし、小~大規模精製に適しています。これらのレジンは、自然落下カラムによる精製に向いています。
  • 抗FLAG® M2磁気ビーズは、磁気ラックまたはプラットフォームによって遺伝子組換え融合タグ付タンパク質を精製することで、ビーズの分離およびタンパク質の単離を迅速に処理するために使用されます。
  • 抗FLAG®高感度M2コーティング96ウェルプレートは、発現スクリーニング、タンパク質間相互作用の研究およびELISAアッセイに適しています。

FLAG®および3xFLAG®タグは、高度に特異的な抗FLAG®モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、複合体のための結合部位を有し、ELISA、ブロッティングアプリケーション、免疫蛍光染色、免疫細胞染色、免疫組織染色(IHC)、ブロッティングおよびフローサイトメトリーに有用です。

  • M2抗FLAG®抗体は、N-末端FLAG®、C-末端FLAG®、Met-FLAG®の融合タンパク質と結合します。
  • M1抗FLAG®抗体結合は、カルシウム依存性およびFLAG®タグのN-末端に対する特異性を示します。
  • M5抗FLAG®抗体は、N-末端FLAG®、Met-FLAG®の融合タンパク質と結合します。

どのFLAG®抗体を選ぶべきか、まだよくわからない場合は、FLAG®抗体選択ガイドおよびFLAG®抗体結合特性をご覧ください。




FLAG®抗体選択ガイド

*IP=免疫沈降、IC=免疫染色、WB=ウェスタンブロット、EIA=酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)

FLAG®抗体結合特性