固相マイクロ抽出(SPME)

固相マイクロ抽出(SPME)アプリケーション

Solid Phase Micro Extraction

Sample Prep Made Easy

特長

  • 溶媒不要の迅速捕集(5 ~ 30 分)、GC注入口の熱で速やかに脱離・測定
  • 固体、液体及び気体いずれの試料からも抽出可能
  • ppt ~ ppb 濃度の微量サンプル測定が可能(液量100 μ L 程度)
  • パージ&トラップなどの高価な装置が不要で安価 (初期コスト10万円程度)
  • オートサンプラーによる自動化が可能

SPME法は液体試料、固体試料、大気試料から揮発(香気)成分を簡単・迅速に抽出、濃縮してガスクロマトグラフで高感度分析を行う手法です。その汎用性の高さから品質管理や環境分析(水質、大気)、食品・香料分析、医薬品、フェロモン、メタボロミクス解析など多方面に適用されております。
我々はこのSPME製品を初めて世の中に送り出したパイオニアであり、この手法を用いた分析例を3000以上取り揃えております( Application Reference Guide (PDF))

使用方法

濃縮捕集:簡単で迅速

全量注入:高感度

試料形態ごとの抽出例

測定例①

劣化ミルクの香気成分変化

試料:3g of 2% milk + 10uL/IS(20ug/mL)
SPME:Carboxen/PDMS 75μm
抽出:ヘッドスペース法
捕集時間:15分間(45°C)
脱離:250°C/5 min
カラム:Supel-Q PLOT 30m x 0.32mm ID
オーブン:70℃(2 min) to 140°C at 6°C/sec,
2 min hold to 220°C at 6°C/sec
キャリヤー:He, 35cm/sec
注入:splitless(closed 2min)
0.75mm ID liner
検出:GC/MS ion trap m/z=33-300


測定例②

リンゴの香り

試料:リンゴ丸ごと (約400g)
SPME:65μm PDMS/DVB
抽出:ヘッドスペース法
捕集時間:4分間
カラム:SPB-5 25m x 0.25mm ID, 0.34μm
オーブン:40°C (1.5 min) to 250°C at
50°C/min, hold 1 min
キャリヤー:He, 1.5mL/min (44cm/min)
検出:GC/MS, m/z = 40-300


測定例③

白ワイン中の2,4,6Trichloroanisole
(10ppt)/カビ臭

試料:10ppt of 2,4,6-TCA spiked in 12mL of white wine
and 2.5g of NaCl
SPME : 100μm PDMS
抽 出:ヘッドスペース法
捕集時間:30分間(50°C, 撹拌)
カラム:MDN-5, 30m x 0.25mm ID, 0.25μm film
オーブン:60°C (1 min) to 250°C at 15°C/min
キャリヤー:He, 30cm/sec
注入:5 min, 250°C
検出:MS, m/z = 160-220 at 0.6sec/scan