包装容器について

新Sure/Sealボトル

新しいSure / Seal キャップの特長

脱水溶媒やAir Sensitiveな有機金属試薬などの嫌気性試薬を酸素や湿気から保護するためのキャップSure/Sealが新しくなりました。新しいSure/Sealは、針を刺した後の再密封性が向上し、繰り返し穿刺した後も空気や湿気から試薬を保護します。

 嫌気性試薬の取り扱い方・Sure/Sealキャップの使い方はこちら → 
Handling of Air-Sensitive Reagents : Technical Bulletin AL-134 (英語版PDF:3.2MB)

Sure/Seal ボトルについては「包装容器について:Sure/Seal ボトル」もご覧ください。

新設計のクリンプキャップ

  • 穿刺部分が4倍広くなり使いやすさが向上
  • ボトルにしっかり密着し、外気を遮断

新Sure/Seal

従来Sure/Seal

新しいプラグ

  • ボトルとの接触面を増やして気密性を改善
  • 他社のプラグの1.5倍以上の厚さ

新素材エラストマー

  • すぐれた再密封性
  • 高い化学耐性
  • 他社品よりも水分混入量が少ない

穿刺前

4ヶ所穿刺後

Aldrichの新Sure/Sealは、酸素透過率(OTR)水分混入量、穿刺後のライナー耐久性において、いずれも競合A社のキャップシステムよりも優れています(当社比)。ほとんどの無水溶媒製品には、新Sure/Sealキャップをすでに採用ずみです。今後は、有機金属試薬にも随時採用してまいります。

酸素透過率(OTR: Oxygen Transmission Rate)

一定時間に容器内に透過するO2量を測定し、 キャップの気密性・再密封性を評価しました。

赤:Aldrich、グレー:競合A社

(いずれも、18ゲージ針で4ヶ所穿刺後、外キャップを40 lbs/in2 のトルクで締めた状態。)

水分量の分析

ライナーの密封性を評価するため、100mLボトルの穿刺後の水分量の経時変化をカールフィッシャー法で測定しました。

測定条件:それぞれ3組ずつ用意した無水溶媒試薬について、よく乾燥させた18ゲージ針で100 mLボトルSure/Sealキャップに5週にわたり毎週4ヶ所穿刺した(計20ケ所)。穿刺後は、毎回、40 lbs/inch2のトルクで外キャップを締めた。

その他の溶媒の試験結果

溶媒
1週間あたりの平均水分増加量
Aldrich Sure/Seal
競合A社キャップ
クロロホルム ~ 1.1 ppm ~ ~11.6 ppm
ジクロロメタン ~ 2.2 ppm ~ 14.5 ppm
1,4-ジオキサン ~ 4.2 ppm ~ 36.4 ppm
n-ヘキサン * <1 ppm change <1 ppm change
ピリジン ~ 5.4ppm ~45.3 ppm
トルエン ~ 1.7 ppm ~ 7.3ppm

* 実質的な水分量の増加は認められなかった。

新Sure/Sealキャップでは、複数回穿刺した後も水分の混入は低レベルに保たれます。

ライナーの耐久性

嫌気性試薬や無水溶媒用ボトルのキャップライナーは、繰り返し穿刺後も試薬の品質を維持するだけでなく、ライナー自身の耐久性も要求されます。

トルエンによる試験 -- 20ヶ所穿刺、5週間後

競合A社キャップ

新Sure/Seal

n-ヘキサンによる試験

18ゲージ針で穿刺したときのライナーの変化
New Sample
0 ヶ所
Week 2
8 ヶ所
Week 4
16 ヶ所
Week 6
24 ヶ所
競合A社
新Sure/Seal

新しくなったSure/Sealのライナーは、膨潤したり容器内に落ち込んだりすることがありません。競合A社のキャップライナーは、トルエンとn-ヘキサンの場合、繰り返し穿刺により大きなダメージを受けています(ただし、n-ヘキサンでは水分の混入は認められませんでした)。

 

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