Synthia™逆合成解析ソフトウェア



 

逆合成解析をサポートする新しいツール

Synthia™


目的の化合物に至る合成ルートを設計する上で最大の課題は、膨大な過去の報告例や自身の知見を元に、数多くの可能性の中から真に実用的な合成ルートを見出すことでしょう。

Synthiaは、ユーザーの指定した条件のもと、既知・新規化合物の合成ルートを迅速に提案します。

Synthia™逆合成解析ソフトウェア

 


有機化学者が反応ルールをコード化

有機化学とコンピュータ科学がタッグを組み、15年以上かけて開発した逆合成解析ツールがSynthiaです。
反応の各ステップで、反応中心の相互作用を検証するだけでなく、共存しえない官能基や、立体選択性、位置選択性を含めた反応の選択性を分子全体で評価します。
・高度で精緻なアルゴリズム
・60,000以上の反応ルール
・非現実的な中間体や反応は除外

実用的な同棲ルートを提案

・報告例のない新規ルートも解析
・ユーザーの”合成スタイル”を設定可能


解析をサポートする3つのモジュール

Automatic Retrosynthesis

コンピュータ支援による逆合成解析を自動で行うモジュール。コスト、ステップ数、保護基の有無、その他ユーザーが指定する条件を考慮しながら市販の基質へ至る逆合成ルートを導きます。

Manual Retrosynthesis

逆合成ルートを手動で設計。目的化合物から出発物質への逆合成の各ステップについて、可能性のあるすべての反応を確認しながら設計できます。

Known Network of Organic Chemistry (NOC)

1千万以上の基質と関連する反応の文献データベース。製造コスト、ステップ数、基質の文献報告数により、最適な合成ルートを迅速に提案します。

 

逆合成解析の実証

Synthia™ が提案した合成ルートの実用性は、実証済みです。6人の化学者が、生理活性物質などの有用な化合物の合成ルートをSynthiaを使って自分で設計し、実際の合成を試みました。


実施条件:
 

合成者の”合成スタイル”によって自由に条件を設定し、合成ルートを選択する

 

入手容易な市販試薬を出発物質とする

ルート設計と合成を8 週間で完了する


 

提案された合成ルートを必ず実施する

 

反応条件の最適化は十分に行ってよい

 


結果:

目的化合物がすべて期間内に合成できただけでなく、コスト削減、収率の向上、特許に抵触しない新規合成ルートの発見などを達成しました。
 



鍵となるヒドロキシエチル基の導入を合成初期段階で行うことで確実性がUp
 

Sigma-Aldrichのカタログ製品として市販化に成功
 

類縁体の合成にも適用を拡大



総収率の向上 500%を達成
 

スケールアップ時のコスト削減
 

1段階少ない工程数で合成達成



50%のコスト削減
 

収率が1%から61%へ向上
 

カラム精製不要な合成ルートを実現
 

1段階少ない工程数で合成達成




文献で報告された合成法では合成できなかった化合物
 

5段階で総収率20%の新規ルート

 




35%のコスト削減
 

70%の収率向上



 

特許に抵触しない合成法の発見

Synthiaは、有機合成の開発を加速し、コスト削減を達成するだけでなく、
有機合成化学者に新しいアイデアを与えてくれるツールです。
 

国内お問い合わせ先 sialjp.chemistry-service@merckgroup.com