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この商品について
UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41
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由来生物
rabbit
品質水準
結合体
unconjugated
抗体製品の状態
affinity isolated antibody
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
polyclonal
交差性
human, rat, bovine, mouse, chicken
テクニック
immunohistochemistry: suitable (paraffin)
immunoprecipitation (IP): suitable
western blot: suitable
アイソタイプ
IgG
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
ambient
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
遺伝子情報
human ... ITPR1(3708)
rat ... Itpr1(25262)
関連するカテゴリー
詳細
イノシトール1,4,5-三リン酸受容体1型(UniProt:P29994、別名:IP3受容体アイソフォームI、IP-3-R、IP3R 1、InsP3R1、1型イノシトール1,4,5-三リン酸受容体、1型InsP3受容体)は、ラットItpr1(別名:Insp3r)遺伝子(Gene ID: 25262)によってコードされています。nsP3R1は細胞質の小胞体(ER)膜に存在するマルチパス膜貫通タンパク質です。その発現レベルは神経細胞で最も高く、小脳のプルキンエ細胞では極めて高いです。InsP3R1のC末端には、カルシウムチャネルがあります。N末端に大きな細胞質領域があり、N末端にリガンド結合部位があり、さらにチャネル領域のすぐ上流の中央部分に調節部位があります。InsP3R1は、イノシトール1,4,5-三リン酸に刺激された後、小胞体からのカルシウム放出を媒介する細胞内チャネルとして機能し、AHCYL1との相互作用を介して電解質と体液の上皮分泌調節に関与しています。また、小胞体のストレス誘導アポトーシスにも関与しており、小胞体から放出された細胞質カルシウムが引き金となり、CaMキナーゼIIの活性化によってアポトーシスが生じ、最終的に下流のアポトーシス経路の活性化につながります。InsP3R1は、cAMP依存性プロテインキナーゼ(PKA)によるリン酸化によって、イノシトール1,4,5-三リン酸との相互作用が増加し、AHCYL1との相互作用が減少します。これにより、リガンドによるカルシウムチャネルの開口は妨げられます。カルシウムはリガンドの受容体への結合を阻害するようにみえますが、おそらくカルシウム結合タンパク質と相互作用することで、受容体を阻害すると思われます。シスプラチン耐性がん細胞でのInsP3R1の発現低下が報告されており、耐性細胞でInsP3R1を過剰発現させるとアポトーシスが誘導され、シスプラチンに対する感受性が高まります。(参考文献:Tsunoda T., et al. (2005).Oncogene.24(8):1396-402; Wang, Y., et al. (2001).Cir.Res. 88(2): 202-209)。
実測値:約300 kDa、算出値:313.26 kDa一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。
免疫原
エピトープ:C末端
ラットのイノシトール1,4,5-三リン酸受容体1型(IP3R1)のC末端領域に由来する19個のアミノ酸に相当するKLH結合直鎖ペプチド
アプリケーション
このウサギポリクローナル抗イノシトール1,4,5-三リン酸受容体1型抗体(カタログ番号:ABS2129)によるIP3R1の検出において、免疫組織染色(パラフィン)、免疫沈降およびウェスタンブロッティングでの使用が検証されています。,
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:1,000で使用、10 µgのラットおよびマウス脳ミクロソーム調製物中のIP3R1を検出できます。
ウェスタンブロッティング:ウシ唾液腺でIP3R1を恒常発現しているDT40 3KO細胞でIP3R1を検出しました(Chandrasekhar, R., et. al. (2016).J Biol Chem. 291(10):4846-60)。
免疫組織染色:希釈倍率1:1,000で使用、ヒト脳およびラット脳組織でIP3R1を検出できます。
免疫沈降:ウシ唾液腺でIP3R1を検出しました(Chandrasekhar, R., et. al. (2016).J Biol Chem. 291(10);4846-60)。
ウェスタンブロッティング:ウシ唾液腺でIP3R1を恒常発現しているDT40 3KO細胞でIP3R1を検出しました(Chandrasekhar, R., et. al. (2016).J Biol Chem. 291(10):4846-60)。
免疫組織染色:希釈倍率1:1,000で使用、ヒト脳およびラット脳組織でIP3R1を検出できます。
免疫沈降:ウシ唾液腺でIP3R1を検出しました(Chandrasekhar, R., et. al. (2016).J Biol Chem. 291(10);4846-60)。
研究カテゴリー
シグナル伝達
シグナル伝達
生物化学的/生理学的作用
このポリクローナル抗体は、複数の動物種のIP3受容体1とは特異的に反応しますが、IP3R2およびIP3R3は認識しません。C末端領域に由来する19個のアミノ酸内のエピトープを標的とします。
物理的形状
アフィニティー精製
フォーマット:精製
精製ウサギポリクローナル抗体、PBS溶液、1%BSAと0.02%アジ化ナトリウム含有
調製ノート
2~8°Cで受領日から1年間安定です。
アナリシスノート
ラット脳ミクロソーム調製物においてウェスタンブロッティングにより評価されています。
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:1,000で使用、10 µgのラット脳ミクロソーム調製物中のIP3R1を検出できます。
ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:1,000で使用、10 µgのラット脳ミクロソーム調製物中のIP3R1を検出できます。
その他情報
濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
ABS2129:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Yohannes A Mebratu et al.
Nature communications, 8(1), 803-803 (2017-10-08)
Bik reduces hyperplastic epithelial cells by releasing calcium from endoplasmic reticulum stores and causing apoptosis, but the detailed mechanisms are not known. Here we report that Bik dissociates the Bak/Bcl-2 complex to enrich for ER-associated Bak and interacts with the
アクティブなフィルタ
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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